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7月は太陽が最も高く昇り、大地がその恵みをいっぱいに届けてくれる季節。庭や道端の植物たちが、みずみずしい水分と豊かな香りをその身にたっぷりと蓄える特別な時期なのよ。朝露が消えたばかりの午前中にお散歩をしてみると、地面から立ち上る素晴らしい香りに気づくはず。この夏の心地よい暑さの中でこそ、葉や花の中にうれしい成分がぎゅっと凝縮されるの。わたしの母もよく、「7月にハーブを摘むのは、曇り空の日のためにボトルに太陽を閉じ込めるようなものよ」と言っていたわ。
なぜ7月がハーブを摘んで蓄えるのに最適な時期なのかしら
この時期は気温が高く乾燥しているから、ハーブを上手に乾かすのにぴったりなの。秋まで待ってしまうと、湿気が多くなって、しっかり乾く前に葉が黒ずんだりカビが生えたりしてしまう心配があるわ。7月なら、温かい風が自然と優しく乾かしてくれて、収穫したハーブの美しい緑色をそのまま残すことができるの。これは、自然の恵みを大切に受け継いできた、昔ながらのシンプルな知恵よ。
きれいに乾かして、光の当たらないガラス瓶にしまっておけば、このハーブたちが大活躍してくれるわ。外で冷たい風が吹き荒れる頃、温かい一杯を淹れるのがきっと楽しみになるはず。お庭で採れたレモンバーベナやレモンバームをそっとお湯に浸せば、長い一日の終わりに心をほぐし、穏やかな夜を過ごすための素晴らしいお供になってくれるわ。とてもシンプルで、自然で、心も体もじんわりと満たしてくれるのよ。
冬の暮らしに寄り添う、この夏に収穫したいお気に入りの5つの植物
ほら、カゴを近くに寄せて。7月にぜひ集めておきたい、わたしのお気に入りの5つの植物を教えてあげるわね。まずは、レモンバーベナとレモンバーム。わたしの母も、お日様がよく照る日にいつも大きな束で摘んでいたわ。美しい緑色を保つために、日陰のすのこの上で乾かしたものよ。この2つは、穏やかな夜を過ごすための秘訣。ごちそうを食べすぎてお腹がすっきりしない時や、なんとなく寝つきが悪い時に、この葉を淹れた温かい一杯を飲むと、本当にほっとするの。心を穏やかにして、心地よい眠りへと優しく導いてくれるわ。
それから、丘の小道でタイムとローズマリーを摘むのも、夏の欠かせない習慣よ。タイムはまさに「冬の王様」。風通しの良い日陰に、小さな花束にして逆さまに吊るしておくの。寒くなってきてゾクゾクするような季節に、この小さな枝をハーブティーにすれば、冷たい風に負けない健やかな毎日を支えてくれるわ。ローズマリーは、少し霧がかった朝に、地中海の風のような爽やかな香りでシャキッとさせてくれる。昔の人たちも、すっきりしたい時や、ごちそうを楽しんだ翌朝に好んで使っていたのよ。
そして5つ目の宝物は、コゼニアオイ(マロウ)の花。薄い花びらは湿気に弱いから乾かすのに少しコツがいるけれど、12月にガラス瓶を開けたときの喜びはひとしおよ。昔から、寒さでカサカサする季節に優しく寄り添ってくれる花として親しまれてきたわ。とても穏やかな植物で、お茶に美しい色を添え、どんよりしたお天気の日に心をそっと温めてくれるの。もちろん、本当に体調が優れないときは、お医者さんや薬剤師さんに相談してほしいけれど、お庭の小さな宝物たちは、いつでもあなたの心と体を温める味方になってくれるわ。
きれいに乾かして保存するための、おばあちゃんの小さな秘訣
まず、お日様の下で直接乾かそうなんて思わないでね。7月のまぶしい光を見るとそうしたくなるけれど、直射日光はハーブの大切な香りの成分を飛ばしてしまい、せっかくの美しい葉の色もあせてしまうの。わたしの母はいつも、ミントやレモンバーベナの束を、暗くて乾燥した、何より風通しの良い場所に逆さまに吊るしていたわ。屋根裏や、少し隙間を開けた清潔なクローゼットでもいいわね。茎のまわりにしっかり空気が流れるようにすることが、夏の素晴らしい香りをそのまま閉じ込める一番の秘訣よ。
おばあちゃんの知恵袋:ハーブがしっかり乾いたかどうかは、音と手触りで確かめるの。指先で葉を一枚つまんで、優しく力を入れてみて。秋の落ち葉を踏んだときのように、パリパリと心地よい音を立てて崩れたら、準備は万端よ。
もし音を立てずにしなるようなら、もう数日、風通しの良い場所で見守ってあげてね。しっかり乾いたら、茎から葉を優しく外して、形のまま密閉できるガラス瓶に入れ、光の当たらない場所で保管するの。使う前から細かく砕いてしまわないこと。淹れる直前、お湯を注ぐその瞬間に指先で崩すのが、豊かな香りを一番引き出すコツよ。
こうしたシンプルな手仕事は、寒い季節のハーブティーのために、私たちの田舎で何世代にもわたって受け継がれてきたもの。外で冷たい風が吹き、温もりが必要なとき、お庭のレモンバーベナやカモミールがきっとあなたを温めてくれるわ。自分で丁寧に乾かした植物たちを淹れる時間は、お腹を優しく包み込み、長い一日の緊張をほぐしてくれる特別なひととき。冬の真ん中で、7月のきらきらした太陽を感じるような、心豊かな時間を届けてくれるわ。
FAQ
夏のハーブを摘むなら、朝露がすっかり消えて、お日様が照りつける前の午前中が一番おすすめよ。この時間帯こそ、植物の香りが一番ぎゅっと詰まっているから、冬になっても豊かな香りを楽しめるの。ぜひ試してみてね。
タイムやレモンバーベナを乾かすときは、枝を少しずつ紐で優しく縛って、小さな束を作るの。それを、直射日光の当たらない、暗くて風通しの良い場所に逆さまに吊るしてちょうだい。強い光に当ててしまうと、せっかくの美しい色やハーブのうれしい香りが逃げてしまうから気をつけてね。
夜、眠る前に心をほぐしたいなら、レモンのような優しい香りがするレモンバーベナのハーブティーを淹れるのがおすすめよ。昔から、忙しい一日を過ごしたあとの気分を穏やかにして、お腹をすっきりと休めるために親しまれてきたの。
いいえ、セージやペパーミントは少し注意が必要で、安全のために妊娠中や授乳中の方は避けるべきハーブなの。もし体調やハーブの使い方に少しでも不安があるときは、いつでもお医者さんや薬剤師さんに相談してね。
指先で触ってハーブがパリパリに乾いたら、茎から優しく葉を外してね。それをしっかり密閉できるガラス瓶に入れて、光の当たらない場所で保管するの。そうすれば、冬の寒い時期になっても、夏の豊かな香りをそのまま楽しむことができるわ。





