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特集 · COMME· おばあちゃんの知恵袋

手作りの浸出オイル:植物の力をひと瓶に閉じ込めて

台所のテーブルで、植物の力をオイルのひと瓶に閉じ込める方法を教えてあげるわ。しっかり乾かした植物と、少しの待つ時間。それだけで、夜のマッサージに使える宝物ができるのよ。

日差しが差し込む木製のテーブルの上に置かれた、紐で束ねられた新鮮なタイムの花束とカップ。
私たちの丘で育ったタイム。素朴で、ほっとする香りよ。
目次
§ 01

記事

台所のテーブルで、まずはのんびり腰を下ろしてね。植物の力をシンプルなオイルのボトルに閉じ込める方法を教えてあげるわ。これは、古代エジプト人や昔のハーブ研究家たちもお肌のお手入れに使っていた、大昔から伝わる秘密の知恵なの。自家製の浸出オイル(マセレーションオイル)を作るのは、本当にささやかで幸せな時間よ。時間をかけて、ゆっくりと変わっていく色を眺めながら、夜のセルフマッサージや、乾燥してカサつきが気になる部分を優しくいたわるための宝物を用意しましょう。

地域に育つ美しい植物の選び方

私の母はいつも、夏の終わりに庭のカレンデュラ(キンセンカ)の花を使ってこれを作っていたわ。デリケートなお肌を優しく包み込んで、すこやかに整えてくれるの。私たちの身近にある植物、例えばキンセンカの黄金色の花や、美しい赤いオイルに仕上がるセントジョーンズワート(西洋オトギリソウ)の花を使うのよ。母はいつも、畑での長い一日の仕事が終わった後に、疲れた体をマッサージしたり、体をさすってほぐしたりするために、棚にこのボトルを常備していたわ。これは世代から世代へと受け継がれてきた知恵であり、自然に寄り添って暮らすための優しい方法なの。

ハーブティーを淹れる準備
愛おしさと丁寧な時間を込めて淹れるハーブティー。

黄金のルール:完全に乾燥した植物を使うこと

この宝物を上手に作るために、よく聞いてね。絶対に守ってほしい黄金のルールがあるの。それは、いつも「完全に乾いた植物」を使うこと。水分はオイルの天敵で、カビの原因になったり、せっかくの準備を台無しにしたりするわ。もしお庭でお花を摘んだなら、数日間、直射日光の当たらない場所で静かに乾かして、水分をしっかり飛ばしてね。清潔な古いシーツの上に広げて、少なくとも丸一日置いて、余分な水分を完全に取り除くのもいいわね。

それができたら、作り方はとても簡単よ:

  • きれいに洗ってよく乾かしたガラス瓶に、植物をボトルの3分の1ほど入れる。
  • その上から、私たちの地域で採れるひまわり油や、とても酸化しにくいオリーブ油など、質の良いオーガニックの植物オイルを注ぐ。
  • 空気と触れ合わないように、植物が完全にオイルに浸かっている状態にすることが大切よ。

時間をかける方法、または湯せんで優しく仕上げる方法

ボトルの準備ができたら、2つの方法があるわ。ひとつは、昔ながらの優しい方法。ボトルを光の当たらない場所に置いて、4〜6週間じっくり待つの。時々、愛おしさを込めて優しくボトルを揺らすのを忘れないでね。もし少し急いでいるなら、もうひとつの方法。沸騰させないように気をつけながら、低温の湯せんで2〜3時間、ごく弱火で優しく温めるのもいいわ。

自家製浸出オイルのボトル
おうちのハーブ図鑑から生まれた、ささやかな宝物たち。

オイルの漉し方と保存方法

時間が経ったら、清潔な布を使って全体を漉し、この大切な液体を最後の一滴までしっかり絞り出すの。この浸出オイルを1〜2年ほど長持ちさせるために、ビタミンEを数滴加えるのもおすすめよ。オイルが時間が経って傷むのを防いでくれるから。ボトルはしっかり蓋を閉めて、暗い棚の中など、涼しくて光の当たらない場所に保管してね。

使ってみると、体をマッサージしたり、乾燥したお肌にうるおいを与えたり、外の風に当たった後のお肌を優しく整えるのに、本当に素晴らしいものだと実感できるはずよ。ただ、全体に使う前に、肘の内側などでパッチテストをするのを忘れないでね。それから、セントジョーンズワートのオイルは、お日様の下に出る前には絶対に使わないこと。この美しい赤いオイルは、夏の強い光とお肌の相性があまり良くないの。もし少しでも気になることや、特別な使い方をしたい場合は、いつでもお医者さんや薬剤師さんに相談してね。

§ 05

FAQ

浸出オイルは、乾燥した植物を植物オイルに浸して、そのうれしいところをじっくり引き出す伝統的な方法よ。昔から、がんばった体をマッサージしてほぐしたり、外の空気に触れて乾燥したお肌を優しくいたわったりするのに使われてきたの。

おうちで作るには、まずきれいに乾かした瓶に完全に乾燥した植物を入れて、ひまわり油やオリーブ油などの上質なオーガニック植物オイルで完全に満たすの。それから室温で4〜6週間、時々ボトルを優しく揺らしながら自然の力に任せて、最後に清潔な布で漉せば出来上がりよ。

水分はオイルの天敵だから、絶対にしっかり乾いた植物を使ってね。お花に少しでも水分が残っていると、オイルが傷んでカビが生える原因になってしまい、せっかくの手仕事が台無しになってしまうのよ。

作った浸出オイルを1〜2年ほど長持ちさせるには、ボトルをしっかり閉めて、直射日光の当たらない涼しい暗所に置いてね。ボトルにビタミンEを数滴加えておくと、オイルが時間が経って傷むのを防ぐ手助けをしてくれるわ。

ええ、セントジョーンズワートのオイルを塗った後は、すぐにお日様の下に出ないようにしてね。この植物は夏の強い光にとても敏感に反応してしまうからよ。このオイルに限らず、お肌がとてもデリケートな方や少しでも不安があるときは、いつでもお医者さんや薬剤師さんに相談してね。

LM

執筆: Les Remèdes de Mamie·執筆者

9 分で読めるわ

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