中国南部の山深い村々で、古くから乾燥させてハーブティーとして親しまれてきた小さなつる性植物。ほんのり甘く優しい味わいで、現地では日々の暮らしに寄り添い、穏やかに元気をサポートしてくれるお茶として愛されているのよ。
どんな植物かしら
アマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum)は、中国南部の山岳地帯で古くから親しまれてきたウリ科のつる性植物なの。貴州省の山深い村々では、日々の暮らしを健やかに乗り切るために、この葉を乾燥させてハーブティーとして愛飲してきたのよ。
その歴史
「不老長寿のハーブ」と呼ばれるアマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum)は、中国南部の山岳地帯に自生する小さなつる性の植物なの。現地では古くから、毎日の暮らしを元気に乗り切るために葉を乾燥させてハーブティーとして親しまれてきたわ。あちらでは「絞股藍(こうこらん)」、わたしのところでは親しみを込めて「100歳ハーブ」と呼んでいるのよ。
どこから来て、なぜわたしが大切にしているのか

このハーブは、わたしの庭で育てているものではないの。遠く離れた中国南部、特に貴州省あたりの山深い場所で育つものだから。上海に住んでいるわたしの娘が、最初に教えてくれたのよ。霧深い山あいの村々には、健やかに年齢を重ねたお年寄りがたくさん暮らしていて、毎朝このハーブティーを、私たちがコーヒーを飲むように楽しんでいるって手紙に書いてあったわ。現地の人たちが「100歳ハーブ」と呼ぶその響きに、わたしはすぐに心惹かれたの。
実はこれ、ウリ科の植物で、キュウリやカボチャの仲間なのよ。5枚に分かれた小さな葉と、あちこちに絡みつく巻きひげが特徴ね。昔から、本物のハーブ使いは国境を越えて良いものを見出してきたものよ。お茶もショウガも、もともとは遠い国からやってきて、今では私たちの暮らしにすっかり溶け込んでいるでしょう? この小さなつる植物も同じ。遠くからやってきたけれど、わたしの家のお茶棚にも、ちゃんと特等席があるのよ。
体に優しく寄り添う、その魅力
ありのままを伝えるわね。このハーブティーは、無理に体を奮い立たせるようなものでも、コーヒーを何杯も一気に流し込むようなものとも違うの。もっと穏やかなものよ。今日は忙しくなりそうという朝や、午後のふとした瞬間に疲れを感じたとき、心を落ち着かせて、健やかなリズムを保つのをそっと支えてくれる。現地でも、毎日の元気を維持して、一歩一歩をしっかり踏み出すために愛飲されてきたのよ。
専門書などでは高麗人参に似た特徴を持ちながら、より優しく手軽に取り入れられるものとして紹介されているわね。でも、わたしが大切にしたいのは、昔から人々が語り継いできた知恵。気持ちを落ち着かせ、日々の暮らしをそっと支えてくれる。夜、なんとなく落ち着かないときには、ぬるめのハーブティーを一杯飲むと、肩の力がふっと抜けるのを感じられるはずよ。わたしのように気長な植物だから、劇的な変化をもたらすわけではないけれど、あなたの毎日に優しく寄り添ってくれるわ。
わたしの淹れ方

一番シンプルなのは、お湯に浸出させる方法よ。乾燥させた葉をティースプーン1杯分、沸騰直前のお湯(熱すぎるお湯は苦みが出やすくなるから気をつけてね)を注いで、蓋をして10分ほど置くの。澄んだ薄緑色の、すっきりとした味わいの中に、ほんのりとした甘みと、軽い緑茶のような優しい苦みが広がるわ。
ハーブティーとして飲むのが苦手なら、粉末状のものを少しだけコンポートやスープに混ぜて取り入れるのもおすすめよ。毎日の習慣にしたいなら、2〜3週間ほど1日1杯を続けて、そのあと少しお休みするような、穏やかなペースで試してみてね。何よりも大切なのは、無理なく続けること。これは本当よ。
おばあちゃんの簡単レシピ
忙しい一日を乗り切るための一杯
乾燥させた葉をティースプーン1杯、そこに沸騰直前のお湯を250ml注いで、蓋をして8〜10分ほど置くの。葉をこして、お好みでハチミツを少し加えて、ぬるめにして飲んでみて。夜よりも、朝や午後に楽しむのがおすすめよ。
すっきり元気を保つブレンド
保存瓶に、このハーブの葉をたっぷり入れて、そこに爽やかな乾燥ペパーミントを少しだけ混ぜ合わせるの。このブレンドをティースプーン1杯分カップに入れ、10分ほど置いてからいただくわ。2〜3週間、1日1杯を目安に続けてみてね。優しく暮らしに取り入れる、わたしのお気に入りの方法よ。
世界での知られ方
ある日、娘が貴州省のおじいさんの写真を送ってくれたの。畑仕事に出かける前に、このハーブティーを大きなボトルいっぱいに詰めている姿だったわ。現地の人々にとって、これは一時的な流行なんかじゃなくて、私たちが夜に菩提樹のハーブティーを飲むのと同じように、世代を超えて受け継がれてきた日常のひとコマなのね。高麗人参に似た優しさがあることから、現地では「南方の高麗人参」と呼ばれることもあるそうよ。
わたしがこの植物を愛おしく思うのは、まさにそういうところ。一生行くことがないかもしれない遠い場所の植物なのに、わたしの庭のハーブたちと同じことを語りかけてくれるから。身近に育つものや、受け継がれてきたものを活かして、毎日の暮らしを静かに、大切に整えるということね。
知っておいてほしい大切なこと
いつものように、少しだけ気をつけてほしいことを伝えるわね。このハーブは大人向けのもの。もし赤ちゃんを授かっていたり、授乳中だったりする場合は、念のためお休みして、無理をしないようにしましょうね。また、すでにお医者様からお薬(特に血液をサラサラにするものや血圧に関するものなど)をいただいている場合は、毎日飲み始める前に、かかりつけの医師や薬剤師に相談してみてね。
わたしのハーブは、お医者様の代わりになるものではなくて、日々の暮らしにそっと寄り添うもの。もし本当に体がだるかったり、理由のない疲れが長く続いていたりするときは、ハーブティーに頼るのではなく、専門家に診てもらうことが大切よ。ちゃんと相談に行く、約束してね?
おばあちゃんがお答えするわ
どうして「不老長寿のハーブ」と呼ばれるの?
このハーブティーが毎日飲まれている山あいの村々に、健やかに長生きされているお年寄りがとても多かったからなの。昔の人は敬意を込めて「100歳ハーブ」と呼んだのね。これは健やかな暮らしを願う温かいお話であって、特別な約束事ではないけれど、心と体をほっとさせてくれる優しいハーブティーであることは確かよ。
どんな味がするの?
草木の爽やかさと、ほんのりとした甘みがあって、後味に軽い緑茶のような優しい苦みが残るわ。もし少し物足りないと感じたら、ミントの葉を1枚浮かべたり、ハチミツを少し垂らしたりしてみてね。
1日にどれくらい飲めばいい?
1日に1〜2杯で十分よ。夜遅くよりも、朝や午後に楽しむのがおすすめ。何事もそうだけど、一度にたくさん飲むことよりも、穏やかに続けることのほうがずっと大切よ。
こちらも読んでみてね
- 元気が足りないと感じる日に:一時的なお疲れに。
- 心がそわそわして落ち着かないときに:心と体を穏やかに整える。
- アジアから届いた、我が家でも大活躍の恵み:ショウガの知恵。
- 台所から世界を旅する気分で:ミントが巡る世界の旅。
わたしが使う理由
- · 01中国南部(特に貴州省)に自生するつる性植物で、キュウリやカボチャと同じウリ科の仲間なのよ。
- · 02ほんのり甘く優しい味わいのハーブティーで、朝や午後のひとときにぴったりよ。
- · 03現地の村では、私たちがコーヒーを飲むように、毎日の暮らしに寄り添う飲み物として親しまれているわ。
- · 04赤ちゃんを授かっている方、授乳中の方、またはすでにお医者様からお薬をいただいている方は、念のため事前に医師に相談してから取り入れてね。
おばあちゃんのちょっとしたレシピ
忙しい一日のためのハーブティー
朝、または午後のほっと一息つきたいときに
必要なもの
- 乾燥させたアマチャヅル(Gynostemma pentaphyllum)の葉 小さじ1
- 沸騰直前のお湯(熱湯は避けてね) 250 ml
- お好みで、ハチミツを少々
わたしの手順
- 01沸騰直前のお湯を葉に注ぐのよ。
- 02カップに蓋をして、8分から10分ほどじっくり蒸らしてね。
- 03葉をこして、お好みでハチミツを加え、人肌に冷ましてから召し上がれ。
元気を支えるブレンド
2、3週間ほど、毎日の暮らしに寄り添う習慣として
必要なもの
- アマチャヅルの乾燥葉 適量
- すっきりとした風味を加える乾燥ペパーミント 少々
- 沸騰直前のお湯
わたしの手順
- 012つの乾燥ハーブを保存瓶の中で混ぜ合わせるのよ。
- 02カップ1杯につき、このブレンドを小さじ1杯使うわね。
- 0310分ほど蒸らして、葉をこしてから、2、3週間のあいだ毎日1杯ずつ飲んでみてちょうだい。
事前に知っておきたいこと
この情報は医療従事者の助言の代わりにはならないのよ。 健康に関するご注意 →
植物のプロフィール
- 学名
- Gynostemma pentaphyllum
これだけは覚えておいてね
- 01中国南部(特に貴州省)に自生するつる性植物で、キュウリやカボチャと同じウリ科の仲間なのよ。
- 02ほんのり甘く優しい味わいのハーブティーで、朝や午後のひとときにぴったりよ。
- 03現地の村では、私たちがコーヒーを飲むように、毎日の暮らしに寄り添う飲み物として親しまれているわ。
- 04赤ちゃんを授かっている方、授乳中の方、またはすでにお医者様からお薬をいただいている方は、念のため事前に医師に相談してから取り入れてね。
よくある質問
これを毎日飲んでいる貴州省の山村には、元気に年齢を重ねたお年寄りがたくさんいたからなのよ。昔の人は敬意を込めて「百歳ハーブ」と呼んだのね。これは健やかな暮らしを願う素敵なお話であって、魔法の薬というわけではないわ。わたしから言えるのは、これが心とお腹をほっとさせてくれる優しいハーブティーだということだけよ。
青みのある優しい味わいで、最初はほんのり甘く、後から軽い渋みが広がるの。すっきりとした緑茶に少し似ているわね。もし物足りないと感じたら、ミントの葉を加えたり、ハチミツを少し垂らしたりしてみてちょうだい。
1日に1杯から2杯も飲めば十分よ。夜遅くよりも、朝や午後の時間に楽しむのがおすすめね。わたしの手当ては何でもそうだけれど、一度にたくさん飲むよりも、毎日心地よく続けることが大切なのよ。




